ごあいさつ
京都鹿児島県人会は、昭和39年に会員相互の親睦、青少年の育成、旧薩摩藩遺跡の顕彰・保存といった3つの目標を掲げ、結成されて以来、50数年という月日が流れて参りました。
これも偏に、諸先輩方の県人会活動の功績によることはもとより、皆様方のふるさとをこよなく愛する気持ちの強い表れでもあると思います。
私は、昭和57年夏に会長に就任して以来、会報の発行や女子駅伝祝勝会など、会員の皆様方と一緒に楽しい県人会活動に努めてまいりましたが、最近、特に、若い会員が減少しており、これからの活動に影響を与えることになるのではないかと心配しているところであります。
ところで、かっ つて我々の諸先輩方は、ここ京都において明治維新、大正、昭和と日本の近代化、京都の発展のために多くの血と汗を流してこられた史実があります。
こうした歴史を見ても、ここ京都は鹿児島とは大変ゆかりの深いまちであると同時に特別な地位にあると思っています。そして迎えた今日、私たちは、大きな時代の転換期を迎えています。経済や政治のグローバル化、そして平和・環境の危機、わが国における右肩上がりの経済の終焉、少子高齢化の急速な進展など、不透明にして、乗り越えなければならない高い山並みが幾重にも続いております。
こうした時こそ、鹿児島県人としての誇りと希望を持って、知恵を出し、汗をかき、諸先輩方の心いきに学びながら、日々精進し、明日の国・京都づくりに、こころを一つにして邁進しなければなりません。
県人会の過去の活動、現在の活動、そして未来の活動になることを希望しますとともに、いつも明るく、楽しく、多くの会員の心のよりどころの一つとして、発展することを期待しております。
京都鹿児島県人会
会長 稲盛和夫
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